白内障は水晶体が濁る病気ですが、白濁したり、褐色になったり色々タイプがあります。
症状としては
①眩しい(特に逆光の場合:夕日や、夜間の対向車のヘッドライト)
②かすむ→視力の低下
③近視化(褐色白内障の場合)
④見えにくいと自覚されましたら手術を考慮します。
|
|
 |
当院開業から2006年までと、2007年から2014年まで、及び2015年から2019年の白内障手術症例数(眼)をまとめてみました。
平均年齢はあまり変わりませんが、超高齢者、更に糖尿病や心臓病、脳疾患やその他合併症を伴っている患者さんが多くみられます。
外来手術が約7割ですが、近くの入院施設(慈愛会いづろ今村病院)のベッドをお借りして約2泊(単眼のみ)の入院も可能です。入院施設からの送迎があり、安心して手術に臨めます。
|

これまで患者さんの生活や仕事に合わせ、多焦点眼内レンズを選択し手術してきました。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、2020年3月まで先進医療が適応されていました。
2020年3月までを一区切りとして、これまでの手術件数をまとめてみました。
多焦点眼内レンズは進化し続けています。今後も適応を見極め、手術を続けていく予定です。
当院では多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を、2020年7月から選定医療としておこなっています。
白内障手術は保険適応ですが、多焦点眼内レンズ代の差額分は患者様負担(生命保険等での補助はありません) 明視域の広がる多焦点眼内レンズは、老視解決手段としては、現段階では最善策と言えます。適応を見定め、患者様の御期待に応えていく所存です。
多焦点眼内レンズの適否につきましては、精査して決定しています。
これまでの実績から、多焦点眼内レンズを選択される方は、白内障手術を受けられる全体の患者さんと比較すると、10歳程度若い傾向が見られるようです。
主として当院で使用している「多焦点眼内レンズ」には、
2焦点(2.5D~4D付加のもの)
EDOFレンズ(遠くから50cm位までシームレスに見える)・・・グレアが少ない。ゴルファーには最適
3焦点レンズ・・・令和元年8月登場。遠方から近くまで明視域が広い。
があります。適応については、診察時、判断します。
当院では「多焦点眼内レンズ」使用の場合、2020年7月から「選定医療」として届けており、通常使用する眼内レンズとの差額代を別途請求させて戴いております。
差額代はレンズの種類、乱視矯正レンズを使用するか等により変わりますので、診察時にお話しします。
なお、差額代は保険の対象にはなりません。
|
落ち着いた室内ミュージックの下、無駄なく手術が行われていきます
手術は大きな窓から見学できます
|
平成23年3月より最新機器の「AMOのSignature」を使用しています。
超音波チップの振動は縦と横を効率良く組み合わせ、核片の散乱を防ぎます。
難症例の堅い核であってもより安全で、確実な手術が期待できるマシンです。

|
白内障手術ガイドシステムVERIONを導入致しました。
これにより乱視矯正眼内レンズ挿入時など、より高い精度の手術ができるようになりました。

お問い合わせ
診療時間 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
午前 9:00~12:30 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
午後 2:00~6:00 |
○ |
○ |
○ |
休 |
○ |
休 |
*日曜、祭日は休診(当番日を除く)
*月曜午後3時から、及び水曜午後は手術を行っています
*水曜午後は代診です
|