防衛医科大学校 眼科学教室 前教授 沖坂重邦先生の「恕」

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院長の恩師である、
防衛医科大学校 眼科学教室 前教授 沖坂重邦先生は「恕」を座右の銘とされており、この色紙は沖坂先生ご自身の揮毫によるもので、さめしま眼科開院時に戴いたものです。
現在さめしま眼科中央の柱にかけてあり、院内の診療を見守っています。
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孔子の弟子の一人、子貢は聡明で才長け、明朗な性格だった。
その子貢がある時、孔子に質問した。
(子貢問ひて日く、一言にして以て終身之を行ふ可き者有りやと。
子曰く、其れ恕か。己の欲せざる所は、人に施すこと勿かれと》
元京都大学総長の故平澤興さんはこの一節がお好きだったようで、著作や講演によく引用されている。以下、平澤さんの解税に従う。
子貢は聞いた。「先生、たった一語で、一生それを守っておれば聞違いのない人生が送れる、そういう言葉がありますか」
孔子は「それは恕かなー其恕可」と答える。
孔子が「恕なりー其恕也」と断定せず、「恕か」と曖昧に答えたところに、なんとも味わい深い孔子の入柄を感じる、と平澤さんは述べておられる.
自分がされたくないことは人にしてはならない、それが恕だ、と孔子は説いた。つまりは思いやりということである。
他を受け容れ、認め、許し、その気持ちを思いやる。自分のことと同じように人のことを考える。そのことこそ、人生で一番大切なことだと孔子は教えたのである。
致知:2004年9月号7ページより |
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